地球にはさまざまな生命が存在し、共存していますが、時に人に危害を与え、最悪の場合死に至らせる危険な生物も存在しています。いま世界で注目されているのが、皆様の身近で日常的に目にする“蚊”なのです。
“蚊”に由来するマラリアやデング熱、ジカ熱などの伝染病により、世界で年間約70万人を超える被害がでています。さらに温暖化の影響で、“蚊”の発生時期や発生場所が拡大する可能性が高く、感染症の拡大が懸念されています。
このように拡大する一方の、蚊による被害を防ぐための防蚊対策が、これまで以上に重要になってきました。
そこで我々は害をもたらす“蚊”を研究し、壁に塗ることで“蚊”が寄り付かなくなる防蚊塗料「アンチモスキート」を開発しました。壁に塗ることで部屋全体が蚊よけの効果を発揮し、危険な感染症へのリスクを軽減します。
“蚊”がもたらす感染症で苦しみ、命を落とす世界中の人々に、安心して生活ができる環境づくりのサポートをこれからも続けていきます。
タイの小学校ではお昼寝の時間があります。
蚊に刺されて快適な睡眠がとれないという被害を減らすために、水辺が近く一番蚊が多いというある教室の内壁に「アンチモスキート」を塗装する機会をいただきました。
その後、蚊が寄り付きにくくなり、別の教室の生徒も昼寝に来るようになり大変人気に。校長先生からは御礼の言葉を頂戴しました。
たくさんの人に塗料の効果を喜んでもらい、健康で豊かな暮らしに少しでも貢献できたことを大変光栄に思います。
蚊は住居に侵入後、吸血行動を起こす前に必ず室内の壁や天井に止まります。
蚊が嫌う成分を配合した「アンチモスキート」を壁に塗装することで、
不快感を与え、蚊の室内への侵入を防いだり、
神経を麻痺させて虫の血を吸う力を喪失させます。
防蚊効果実験風景