南アフリカにある終末医療センターでは、末期がんやエイズウイルス感染者が生活しており、そこで最期を迎える患者も少なくありません。少しでも快適な暮らしをサポートできるようにと、日本大使館からの依頼でODA予算を使い弊社の『アレスシックイ』を全病室の壁に塗装する機会をいただきました。
その8ヵ月後、病気で衰弱していた女性の体重が31kgから52kgへ増加し健康状態が回復、また、寝込んでいた老人がベッドから起き上がり生活できるようになったり、咳き込む患者の症状が緩和したなどの連絡を受けました。
今回の塗装がそれらに直接関係しているか、という医学的根拠はまだわかりません。しかし、そこで生活をしている人たちの喜びの声を我々は大変うれしく思います。
日々目にする、いつもあるものを少し変えることで、小さな奇跡を起こすことができるのかもしれません。この奇跡について『アレスシックイ』の持つ優れた機能を科学的に検証するために、長崎大学熱帯医学研究所様にご協力いただき、効ウイルス効果について検証実験を実施、その結果を学術集会などで展示をおこなっています。
これからも日本古来の漆喰が持つ優れた機能を世界に発信していき、安心かつ快適な衛生環境の向上に貢献していきます。
St.Francis Care Center(ヨハネスブルク)
ウイルス研究の第一人者である安田二朗教授とアレスシックイおよびアレスシックイモンティアートによる抗ウイルス効果の検証を行い、インフルエンザをはじめ、人の脅威となる4大ウイルスに有効であるという結果が得られました。
- 国立大学法人 長崎大学
熱帯医学研究所 新興感染症学分野 - 安田 二朗 教授
- ≪検証実験後の安田教授のコメント≫
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今回の検証実験でアレスシックイの高い抗ウイルス効果が確認できたということで、医療機関や保健施設で活用されることは当然期待されるところですが、それ以外にも病原性微生物を扱う研究施設や一般の家庭においても、衛生環境の向上ということで広く活用することが期待できるものだと思います。
さらにはアフリカやアジア、発展途上国において、非常に衛生環境の悪いようなところにこういった製品を活用することによって衛生環境の向上といったものが広く、しかも手軽にできるといったことが期待できると考えます。
安田二朗教授 インタビュー動画
漆喰は、木材と並び日本の伝統素材として古くから使用されてきました。自然素材のため、安心・安全であるとともに、健康や環境に貢献するという優れた機能を持ち合わせています。
その機能を持ち合わせた「アレスシックイ」は、
独自の特許技術で、漆喰を刷毛やローラーで塗装できるように塗料化(液状化)したものです。
- 抗菌・抗ウイルス機能
- 細菌の生育・増殖を抑制します。
また、カビの発生の抑制にも効果が認められます。
- 消臭機能
- たばこ臭・ペット臭・トイレ臭・生ゴミ臭などの生活臭を
吸着し、浄化する機能を有しています。
- 防火認定材料
- 結露抑制機能
- VOC吸着除去機能
- 二酸化炭素吸収機能
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- 東京都 増上寺
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- 福島県 諸橋近代美術館
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- 大阪府 わんぱく幼稚園