自動車分野

カラートレンドを予測し、魅力のある個性的な色彩を開発。

自動車用塗料はわずか数十ミクロンの薄い塗膜で、過酷な環境からボディを長期にわたって保護する使命があり、常に塗料の最先端技術が投入されます。近年、世界的な地球環境保全への関心の高まりから、自動車用塗料も水性化の志向が強まっていますが、以前からこうした動向を先取りして研究・開発を重ねてきた関西ペイントではいちはやくニーズに対応し、高いシェアと信頼を獲得しています。

自動車はわたしたちの暮らしに不可欠なものであることはいうまでもありませんが、輸送や交通手段といった直接的な目的に加え、ドライブ、レジャーやショッピングなど、ユーザーのライフスタイルを演出するツールとなっています。したがって車の色彩は、ファッションカラーがそうであるように、カーオーナーの多様化するライフスタイルや個性の発信・メッセージであるということができます。魅力的なボディカラーは車の商品性を高めるためにますます重要となってくるでしょう。カラーポピュラリティを予測し、魅力的なボディカラーを実現する色彩・意匠を開発して自動車メーカーに提案するのも、わたしたち塗料メーカーの重要な役割です。