色彩技術とデザイン

色彩技術とデザイン

塗料には物体を保護するという役割と、美しい色彩が与える心理面への効果や、新しい価値観の付加という役割があります。特に現代は感性が重視される時代であり、塗料が生み出す無限の色彩と質感バリエーションには、各方面で大きな期待が寄せられています。
しかし単に美しいだけでは塗料として成立しません。美しさを実現しながら機能面でも長期間の過酷な使用に耐える性能を合わせ持つ必要があります。
非常に魅力的な色彩の塗料でありながら、塗膜の性能・耐久性に問題があり実用化できないケースがしばしばあります。色彩研究部門ではこうしたソフトとハードの融合というテーマに向けて、デザイナーと技術者が共同で色彩開発を行っています。

さらに快適な生活空間を創造するための色彩設計にも積極的に取り組んでおり、ストレスの少ないオフィスや高齢者にやさしい色彩デザイン等にもいち早く取り組んでいます。
こうした活動の成果は、各種団体が主催するコンクールでの数々の受賞などにも現れています。ともすれば感性だけの世界に見られがちな『色』の世界が、確かな理論と必然性に裏付けられたものであることを実証しています。

GLOBAL ADVANCED COLOURS

GLOBAL ADVANCED COLOURS 2019 (1.16MB)

今期のコンセプトは「Self-centric」です。
「自己中心的に生きることが可能になる時代」に相応しいテーマに基づいた自動車向けカラーを開発しました。