サビの上にも
塗れる!

「錆びる」現象の本質をついた新世代下塗「ルビゴール」。
従来の錆転換処理剤や錆固定剤のように、素材に対して不動態化を求めるのではなく、腐食電流を抑制することで、錆の促進を制御するという常識を覆す画期的な錆止め塗料です。
(鉄骨、配管、タンク等のプラント構造物向け下塗塗料です。)

さび面にも
塗装できるわけ

ルビゴールの防食性能は、塗料初の腐食電流(3つの電流パターン)を抑制することで サビの進行を防ぎます。

さび(腐食)の原理

さび(腐食)は『電気化学反応』

実態として複数の腐食に起因する
電気回路が存在

有効な防錆顔料を『さび層』に
浸透させ腐食電流を抑制する

さび発生・促進抑制メカニズム

1.塗装直後の状態
2.塗装〜塗膜硬化イメージ
3.塗装〜塗膜硬化イメージ
4.塗装〜塗膜硬化イメージ
5.塗装〜塗膜硬化イメージ
6.塗装〜塗膜硬化イメージ

電流パターン

電流パターン
電流パターン
電流パターン1
通常の鉄の腐食錆発生の電流は、環境遮断によって抑制可能。
電流パターン2
錆と鋼材露出部の電位差を起源とする電池の電流(とても強力)
鋼材露出部がアノード、錆部がカソード
電位差が大きい為、遮断能力だけでは抑制不可能。
電流パターン3
錆表面の電位分布を起源とする電池の電流(弱いが、いたるところに発生)
凹(深いピット)がアノード、凸がカソード
電位分布が沢山あるため、遮断能力だけでは抑制不可能。
ルビゴールの
性能

1)ルビゴールは、さび残存面に塗装しても、ブラスト処理面に変性エポキシ樹脂塗料を塗装する従来の防食塗装システムに同等以上の長期防食性能を発揮します。

2)ルビゴールは環境に配慮した水性塗料で、鉛・クロムフリーも含まず環境に優しい塗料です。

錆鋼板に対する防食性比較
(複合サイクル試験)

素材 ブラスト鋼板 錆鋼板~ワイヤーカップケレン(残存錆厚100μm程度
下塗 変性エポキシ ルビゴール 他社品A 他社品B
上塗 ユニテクト30SF(シリコン変性エポキシ)
塗面状態 良好 良好 カット部より
全面フクレ
全面錆発生

耐久性イメージ

錆面に塗装した場合の耐久性イメージ

※グラフは目安ですので耐久年数は、環境や塗装条件により異なります。

※ルビゴールの適用は、錆厚が100μm以下になるまで錆を落とす必要があります。

ルビゴールの
塗装工程

ルビゴールは、コンビナートや塩害にさらされる環境に対応するため遮断性をさらに高める目的で、次工程にルビゴールGを組合せます。ルビゴールGは、一般的な変性エポキシ樹脂塗料に比べ特殊成分を配合することで厚膜化を可能とし、より高いレベルで腐食因子の透過を徹底的に遮断します。

ルビゴールの塗装工程
仕上げ(上塗り層)
水性や溶剤形等さまざまな
上塗り塗料が選択可能
下塗層
ルビゴールの遮断性に加え、
さらに遮断性を高めるWブロック。
下塗層
錆に浸透させ腐食電流を抑制する。
旧塗膜に密着させる。
ルビゴールの塗装工程
関連動画

次世代高性能下塗ルビゴールの施工方法【関西ペイント公式】

新世代高性能下塗ルビゴール(ショートバージョン)【関西ペイント公式】