事業紹介自動車補修用塗料
大切な愛車は長く利用したい・・・不意の事故により、車にへこみや傷がついてしまった場合はできるだけ早く元通りにしたいものです。
そのようなへこみや傷を修理してくれるのがカーディーラーやボディーショップですが、そこで使用されているのが関西ペイントの自動車補修用塗料です。
自動車補修塗装においては、乗用車や大型車を新車と同じ状態に復元することが求められます。近年、自動車に使用される素材は多様化し、カラーバリエーションも豊かになってきています。また、法規制の強化、環境への配慮、生産性の向上といった課題は多岐に渡り、内容も複雑化しています。
関西ペイントは、自動車補修塗装における3つの重要な要素である「プロダクト」「カラー」「トレーニング」を中心に、お客さまのさまざまな課題解決に貢献します。
<プロダクト>溶剤系塗料から水性塗料へ
環境問題が一層重視されるなか、自動車補修業界においても従来の溶剤系塗料から、環境に配慮した水性塗料への置換が進んでいます。また、ESGの観点においても、業界として生産性向上だけでなく、作業者の健康や環境への配慮などの意識が高まっております。
より働きやすい安全・安心な職場環境を実現するため、作業者の健康に配慮した下地から上塗りまでの製品開発・展開が求められているなか、関西ペイントでは、水性塗料の課題とされている、溶剤塗料並みの乾燥性と仕上がり性をオール水性システムで達成しました。
今後も、水性塗料の改良、普及に全力で取り組んでいきます。
<カラー>色見本帳からコンピューター調色へ
調色工程は作業者の知識や技術により作業時間・品質に大きなバラつきを生じさせるため、最も標準化が求められる工程です。人材不足や定着、教育課題などを背景に、近年、従来の色見本帳を中心としたシステムからコンピューター調色を利用したシステムへの移行が加速しています。
コンピューター調色システムを導入することで、熟練者・新人にかかわらず誰もが同じ品質、時間、工程で作業を行うという標準化を実現するとともに、作業時間の短縮が可能となります。
関西ペイントでは、新車塗料で培った技術を補修塗料分野へも応用し、豊富なカラーバリエーションと機械学習(AI)エンジンを 搭載したコンピューター調色システムで調色工程をサポートします。
<トレーニング>多様化する課題解決に向けた研修
自動車補修塗装はダメージの程度や部位、面積などさまざまな形態があり、塗装工程、塗装方法はそれぞれに最も適切なものを選ぶ必要があります。
また、塗料の種類に応じて、正しい使用方法を習得する必要があります。
関西ペイントでは、お客さまが抱える課題やニーズが大きく変化しているなか、従来の塗装技術教育だけでなく、最新ツールや設備を最大限に活用した提案型研修を実施しています。