事業紹介防食用塗料
橋梁をはじめとする各種構造物は、塗料なくしてその姿を永く維持することはできません。特に鉄はそのままだとすぐに錆が発生して腐食が進行し、やがて朽ち果ててしまいます。
重要なインフラである橋梁や道路、電力水道設備にトラブルが起こっては大変です。そこで期待耐用年数や部位に応じた防食塗料で保護する必要があります。関西ペイントは超厚膜型エポキシ樹脂塗料のパイオニアで、これまで多くの実績があり、その他にも電力設備の海水配管内に貝や藻が付着するのを防ぐ無公害型防汚塗料、高速道路の橋脚などを護る土木・コンクリート用塗料、落書き・貼紙防止塗料、火災発生時に発泡して延焼を防ぐ耐火塗料など、さまざまな塗料を開発しています。
こうした豊富な経験と実績が評価され、新興国のインフラや大型物件に当社塗料が採用されるケースが増えています。
今後さらに塗料製造の現地化やサービスネットワークを充実させ、世界中の構造物を護っていきます。
橋梁
橋梁は多くの人の生活を支える大切なインフラです。厳しい環境にさらされているため、徐々に劣化が進んでいくと、金属の腐食やコンクリートのひび割れなど、時間経過による老朽化が生じます。強靭な塗装システムが老朽化を抑制し社会インフラを下支えしています。
プラント
プラント設備の保全、中でも腐食への対応は、施主・管理者にとって常に大きな問題です。
予定されていたメンテナンス時期より早く劣化が進行すれば、重大事故につながる懸念もあります。
関西ペイントは、さまざまな条件から適切な塗料を選定して長期の防食性能を実現します。
鋼構造物
東京タワーなどの通信鉄塔や送電鉄塔、高層ビル鉄骨や物流倉庫など大型の構造物は、私たちのライフラインを支えています。厳しい腐食環境である海浜地区でも数十年に渡り機能を損なわず安全に供用できるよう、さまざまな素材や形状に適用できる塗装での被覆防食が必要とされています。
構造物の重要度に応じて超厚膜形塗料や高耐候性塗料など、ご要望に合致した製品やシステムを提案しています。
耐火塗料
万が一の火災時に被害を抑えるように主要構造部である柱や梁などでは耐火構造認定が必要です。
耐火塗料は従来の耐火被覆材料では困難であった意匠性を生かす仕上げが可能となっています。
通常時は一般の塗料と同様に屋外では錆から守り、室内では意匠性や空間創造を実現できる耐火被覆材を提案しています。