「統合報告書2025」を発行

関西ペイント株式会社

 

関西ペイント株式会社(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役社長:毛利 訓士、以下「関西ペイント」)は、『統合報告書2025』を発行しましたので、お知らせいたします。

■統合報告書2025の主な特徴
本報告書は、当社が目指す「塗料で人を幸せにする」というビジョンと、その実現に向けた取り組みについて、第18次中期経営計画(2025年~2028年、以下「18中計」)を軸に、財務・非財務の両面からまとめています。

当社統合報告書は、2024年まで毎年8月に発行していましたが、今回から4月に発行と変更しました。これは、18中計の開始にあたり、「当社が何を目指し、どのように中期経営計画を進めていくのか」という戦略や方針、行動プランを投資家の皆さまをはじめとするステークホルダーの方々にいち早くお伝えすることと、同時に社員全員が一丸となって成長に取り組む旗印とするためです。

<統合報告書ダウンロード>
https://www.kansai.co.jp/ir/library/integrated-report/

■前統合報告書からの改善点

1.構成、ページデザイン、イラスト等を変更し、直感的で読みやすく、わかりやすい内容に改善

2.ビジョン「塗料で人を幸せにする」の価値創造ストーリーの紹介

  -経営層がそれぞれの言葉でビジョンの実現に向けた考えを表明

  -ビジョンに基づく価値提供の方向性を詳細に記述

3.ビジョン実現に向けた具体的な戦略(18中計)の紹介

  -17中計での成果や課題を反映、ありたい姿からバックキャストした重点方針を紹介

  -戦略を推進するための組織変更や人的資本経営への注力について詳しく記述

4.ビジョンに基づく事業の取り組みの紹介

  -非財務指標に対する施策を含む、具体的な取り組み紹介の拡充

  -推進力である社員の思いを掲載

関西ペイントは、今後もステークホルダーの皆さまとの積極的な対話を大切にし、適時・適切な情報開示に努めながら、さらなる企業価値の向上に取り組んでまいります。

本件に関するお問い合わせ先

関西ペイント株式会社
経営企画本部 IR・広報部(西村)
Email:koho@als.kansai.co.jp

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関西ペイント、横浜みなとみらいへ東京事業所を移転

関西ペイント株式会社

関西ペイント株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:毛利 訓士、以下、関西ペイント)は、現在東京都大田区に所在する東京事業所を神奈川県横浜市にある「横浜シンフォステージウエストタワー」へ移転します。移転時期は202510月を予定しています。

横浜シンフォステージウエストタワー全景

東京事業所移転の経緯
 関西ペイントは、2022年4月よりスタートした第17次中期経営計画において、①収益性強化による資金捻出、②成長分野への積極投資、③経営基盤の強化、を軸に、生産および非生産拠点の整備などを進めています。非生産拠点の移転は2023年の大阪本社、新大阪に続き3拠点目となります。
 横浜は、日本の玄関口として国際交易を支えてきた歴史と未来が融合する魅力的な国際都市であり、みなとみらいはその象徴と言えるエリアです。2025年4月より始動する18次中期経営計画の機を捉え、アジアを代表する貿易都市としてTICADやAPECなどのグローバル連携を牽引してきた横浜は、次なる成長ステージにシフトする当社にとって最適な環境と判断しました。新オフィスは、海風を感じながら創造性を高める環境を提供し、社員がより一層の成長と発展にチャレンジする場となることを目指しています。横浜の豊かな歴史、多様な文化、活気に満ちた雰囲気の中で、新たな挑戦を続けてまいります。

 

新事業所概要

住所  :〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい5丁目12号 横浜シンフォステージウエストタワー21F

アクセス:JR横浜駅 徒歩8分、みなとみらい線 新高島駅 徒歩1

竣工  :20243

 

 

 

本件に関するお問い合わせ先

関西ペイント株式会社
経営企画本部 IR・広報部(今安・西村)
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機構改革および部署長の人事異動について

関西ペイント株式会社

関西ペイント株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:毛利 訓士)は、下記の通り機構改革および部署長の人事異動を決定いたしました。

▼機構改革(2025年4月1日付)

関西ペイント株式会社は新しいビジョンである「塗料で人を幸せにする」の実現のため、4月より新たな体制で18中計をスタートいたします。

18中計では、グローバルで事業を伸ばすために「ビジネスユニット」を新設し、事業を強化する明確な組織としました。

また、グローバルで事業を伸ばすために必要な機能の設計、施策の実施を担う「ヘッドオフィス」を新設いたします。

この新しい2ユニット体制にて、18中計で掲げる下記重点方針を強力に推進していきます。

【重点方針】

 ①構造改革による収益性と効率性の強化

 ②事業を伸ばす製品開発とDXの推進

 ③人材育成と最適配置の両立

 ④最適資本構成に基づく積極的な投資と還元

「ビジネスユニット」
 ・グローバル事業軸の組織を設置
    :顧客企業がグローバルに展開する事業分野(自動車、建機・農機、鉄道等)において、

  •      グローバルリーダーがグループ全体を統率し事業成長を図る

 ・リージョン(地域)事業軸の組織を設置
    :地域の特徴や個社のブランドを活かす事業分野において、地域に根差した事業成長を図る

 

「ヘッドオフィス」

  •  ・中長期経営戦略策定機能の拡充、強化
  •  ・グローバルヘッドクォーター機能の新設
        :人事、ファイナンス、IT、R&D、調達、サプライチェーン領域などにて、グローバル機能の設計・運用を担う
  •  ・価値創造を推進するプロジェクトを新設
  •     :効率性・収益性を高める構造改革や将来を担うデジタル人材の育成など、
         新たな価値を生み出すプロジェクトを推進する


     

▼部署長人事(2025年4月1日付)

新職 現職 氏名
ビジネスユニット 自動車・工業事業部門 企画・グローバル本部長 自動車・工業事業部門 企画・事業開発本部長
兼 自動車・工業事業部門 企画・事業開発本部 企画部長
安 永皓
ビジネスユニット 自動車・工業事業部門 グローバル自動車第1本部長 自動車・工業事業部門 グローバル自動車第1本部長 森本 和弘
ビジネスユニット 自動車・工業事業部門 グローバル自動車第2本部長 自動車・工業事業部門 グローバル自動車第2本部長 萩原 滋
ビジネスユニット 自動車・工業事業部門 グローバル自動車第3本部長 開発・調達部門 R&D本部 新領域技術開発部長 日高 貴弘
ビジネスユニット 自動車・工業事業部門 グローバル工業本部長 自動車・工業事業部門 CAN・PCM・ACE本部長 久島 健敬
ビジネスユニット 自動車・工業事業部門 製造本部長
兼 ビジネスユニット 自動車・工業事業部門 製造本部 名古屋事業所長
兼 ビジネスユニット 自動車・工業事業部門 製造本部 北九州事業所長
自動車・工業事業部門 グローバル自動車第3本部
防錆材料技術部 第2G グループリーダー
脊戸土井 成貴
ビジネスユニット 自動車・工業事業部門 技術開発本部長 自動車・工業事業部門 グローバル自動車第3本部 成長戦略技術部長 小野 桂太
ビジネスユニット 日本汎用事業部門 副部門長 日本汎用事業部門 副部門長 桑原 康
ビジネスユニット 日本汎用事業部門 工業塗料本部長 日本汎用事業部門 工業塗料本部長 井村 直友
ビジネスユニット 日本汎用事業部門 製造第1本部長 日本汎用事業部門 製造第1本部長 上田 誠
ビジネスユニット 日本汎用事業部門 建設塗料本部長 日本汎用事業部門 建設塗料本部長 中村 太一
ビジネスユニット 日本汎用事業部門 自補修塗料本部長 日本汎用事業部門 自補修塗料本部 車両技術部長 篠田 直樹
ビジネスユニット 日本汎用事業部門 製造第2本部長 日本汎用事業部門 製造第2本部 鹿沼事業所製造部長 岩島 智明
ビジネスユニット 日本汎用事業部門 開発調達本部長 開発・調達部門 技術開発本部 第1部長 小野 貴之
ビジネスユニット 日本汎用事業部門 管理本部長
兼 ヘッドオフィス グローバル人事本部長
兼 ヘッドオフィス グローバル人事本部 G―人事部長
経営推進部門 人事・管理本部長 真田 浩孝
ビジネスユニット 日本汎用事業部門 サプライチェーン本部長 サプライチェーン部門 サプライチェーン刷新本部長 中原 周一
ビジネスユニット 国際事業本部長
兼 ビジネスユニット 国際事業本部 事業推進部長
国際事業部門 事業推進部長
兼 国際事業部門 マーケティング部長
土田 英治
ヘッドオフィス 経営企画本部長 経営推進部門 経営企画本部長
兼 経営推進部門 経営企画本部 サステナビリティ戦略部長
兼 経営推進部門 経営企画本部 IR・広報部長
小澤 誠人
ヘッドオフィス グローバルIT本部長
兼 ヘッドオフィス グローバルIT本部 G―IT部長
兼 ビジネスユニット 日本汎用事業部門 管理本部 IT企画部長
経営推進部門 経営企画本部 IT企画部長 笠松 博司

*上記人事異動の公表対象役職は、本部長職以上としております。

 

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    関西ペイント株式会社
    経営企画本部 IR・広報部(西村・今安)
    e-mail:koho@als.kansai.co.jp

実際の就航船データを基盤としたCO₂排出削減支援システム 「Paintソムリエ」が、日本海事協会Innovation Endorsement認証を取得

関西ペイント株式会社

 関西ペイント株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:毛利 訓士、以下、関西ペイント)グループの海洋関連事業を担っている、関西ペイントマリン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡 浩司、以下、関西ペイントマリン)は、2,000隻以上の就航船のバイオファウリング(※1)データを基に、CO₂排出削減支援システム「Paintソムリエ QUANTUM PASS」(以下、Paintソムリエ)を開発しました。この度、本サービスが、一般財団法人 日本海事協会(ClassNK)より、革新的な技術とサービスに対する第三者認証である「Innovation Endorsement For Products Solutions(※2)」を取得しましたので、お知らせします。


 関西ペイントは、第18次中期経営計画にてサステナビリティを主軸に経営戦略を展開する方針を打ち出しています。海運業界では、海上輸送量が継続的に増大する一方、2023年より世界の船舶を対象にした燃費実績格付制度(Carbon Intensity IndicatorCII)が導入され、所謂「運航効率の良くない」船舶は速度制限など運航での制約が増えることで輸送効率が下がる等の等事業環境の変曲点を迎えています。一部の高性能船舶はこれに対応することは難しくありませんが、世界の大多数の船舶は、この規制に迅速に対応することが難しいという実態があります。当社は、そのような大多数の船舶に対してソリューションを提供することこそが当社の果たすべき社会的役割と捉え、燃費改善措置の一つとして、長年の就航実績データに基づき、燃費改善効果の実効性が高いAF塗料(※3)を提案できるサービスを導入しました。日本海事協会の認証を取得したことで、船社と地球環境の双方にとって、持続可能な船舶運航の実現に一層貢献できることを光栄に思います。

※1:藻類やフジツボなどの海洋生物の船底への付着現象。船体の摩擦抵抗を増加・燃費性能を低下させることでCO₂排出量を増加させる原因となります。

※2:ClassNK イノベーションエンドースメント(Innovation Endorsement) : 一般財団法人 日本海事協会による海事業界の革新的技術や取り組みを第三者として認証。船舶や製品・ソリューション、プロバイダーを認証対象として展開
https://www.classnk.or.jp/hp/ja/activities/techservices/dgd2030/iea/index.html

※3:Anti Fouling塗料=藻類やフジツボの付着防止する塗料

 

 

2025年2月17日 証書授与写真
左より一般財団法人日本海事協会 技術部長 河上 淳一様、
関西ペイントマリン株式会社 常務取締役営業本部長 北 京造

 

 

開発の背景

 2018年4月、国際海事機関(IMO)において、国際海運分野からの温室効果ガス(GHG)排出量を2050年に半減・今世紀中の早い時期にゼロとする「GHG削減戦略」が採択されました。20237月の改訂時には、更に目標が格上げされ2050年頃までにGHG排出ネットゼロを目指すことが決定したことで、海運業界ではCO₂排出削減に向けた規制が厳格化しつつあります。これを受け、日本政府および日本の海運業界は2050年までに国際海運からの温室効果ガス排出ネットゼロ(※4)を目指すことを発表しています。

 この一環で、5,000GT(=Gross Ton)以上の国際航海を行う大型船舶を対象とする燃費実績格付制度(Carbon Intensity IndicatorCII)が2023年より導入され、事業環境は大きな変曲点に差し掛かっています。燃費実績を基にAEまでの5段階で格付評価され、格付けの低い船舶は、改善計画の作成が義務付けられ、評価次第ではエンジン出力を抑えて航行するなどの対策が必要となるため、運行計画にさらなる制約が生じる可能性が考えられます。

 海運業界では、代替燃料への転換、風力推進補助技術、空気潤滑システム、低摩擦船底塗料、船体形状の最適化、データ解析による運航最適化など、さまざまな脱炭素技術の導入が進められています。このデータ解析による運航最適化という切口において、当社は長年にわたって主力製品の提供を通じて蓄積することができた就航船のバイオファウリングデータを保有していたことが大きな違いで、これらを組み合わせることで、より燃費改善効果の実効性が高い塗料選定が可能となり、結果としてCO₂排出削減により効果的であることに着目しました。


※4:温室効果ガスの排出量と温室効果ガスの除去量が一定期間において均衡している状態

 

 

 

Paintソムリエイメージ図

Paintソムリエ概要と特徴

 本システムは、船舶自動識別装置(Automatic Identification SystemAIS)の就航プロファイル分析、顧客と連携して構築した独自の推進性能解析データ、関西ペイントマリンが収集・蓄積した就航船バイオファウリングデータ、の3点を組み合わせた統合的なプラットフォームです。本システムを活用することで、バイオファウリングの予測、CO₂排出量や燃費実績のシミュレーションやモニタリング検証が可能となるだけでなく、顧客の船舶仕様、就航航路などの細かいニーズに合わせた最適な塗料の提案が可能になります。202412月時点で2,000隻以上の船舶に関するデータを有し、分析・モニタリングをしており、実際の就航データに基づく分析システムを提供する取り組みは、業界でも珍しい革新的な取り組みです。

 

 

機能詳細

【就航プロファイル分析】 

  船舶の詳細就航プロファイルのAIS情報などを収集して分析し、就航率・平均船速・平均気温・航路などの特徴を可視化します。

【バイオファウリングデータに基づく解析】 

  就航プロファイル分析結果を用いて、塗装仕様候補ごとにバイオファウリングデータベースに基づいて解析します。統計的に予想されるバイオファウリングスコア・船速の低下率・燃費の悪化率を比較します。

【推進性能解析】 

  お客さまのご要望により、過去の就航ログおよび出渠後の就航ログを用いた推進性能解析を実施します。この解析結果は、燃費実績(Carbon Intensity IndicatorCII)シミュレーションに活用可能です。さらに生物付着管理における性能モニタリングも可能です。

CIIシミュレーション・CIIモニタリング】 

  バイオファウリングデータベース・就航プロファイル分析に高頻度でサンプリングされた就航データを活用した推進性能解析結果から、CIIシミュレーションを行います。同時に実際の燃料消費量と航海距離からCIIモニタリングを実施し、CO₂排出状況の把握に役立てます。

 

 

■関西ペイントマリン会社概要

会社名 : 関西ペイントマリン株式会社

所在地 : 東京都港区港南2丁目16-2 太陽生命品川ビル9F

代表者 : 代表取締役社長 岡 浩司

設立  : 2001101

事業内容: 各種船舶塗料の開発・製造・販売、漁網防汚剤等海洋関連製品の開発・製造・販売、電力施設取水口等の防汚塗料の開発・製造・販売

URL  : https://www.kp-marine.co.jp/

 

 

 

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Kansai Nerolac Paints Ltd. の取締役変更について

2025年02月05日
関西ペイント株式会社

関西ペイント株式会社(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役社長:毛利 訓士)は、当社連結子会社のKansai Nerolac Paints Ltd.社が以下の内容でNational Stock Exchange及びBombay Stock Exchangeに対して適時開示を行いましたので、お知らせいたします。

 

 

Press Release                                                                                               Mumbai, Feb 5, 2025

Kansai Nerolac Paints Ltd.とAnuj Jain Managing Directorは、Jain氏が2025331日に終了する会計年度末に当社の職を早期に退任することについて相互に合意しました。

Anuj Jain氏は35年間にわたり、各地域で様々な役職を担いました。同氏は、この3年間、Kansai Nerolac Paints Ltd.Managing DirectorCEOとして会社を率い、会社の発展に大きく貢献してまいりました。

 

同社の西林 均 取締役は、Jain氏がこの3年間の非常に厳しい環境下で、卓越したリーダーシップを示したと述べています。

 

また、同社の取締役会はJain氏に対して感謝の意を表明しています。

 

Jain氏は、取締役会に対し、同氏を信じ、会社の重要な役割を任せたことに感謝の意を表するとともに、Jain氏が同社で長期にわたり勤務し、当社の成長に貢献できたことを大変幸運に思っている旨を述べました。

 

Jain氏は、新しいリーダーシップへの円滑な移行と必要に応じて助言を行っていきます。

 

取締役会は、202541日よりPravin Chaudhari氏を同社のManaging Directorに任命することを決定しました。Chaudhari氏は現在、関西ペイント株式会社の執行役員及びインド事業統括であり、関西ペイント株式会社より指名されたKansai Nerolac Paints Ltd.の取締役です。Chaudhari氏は、1993年から長年にわたりKansai Nerolac Paints Ltd.で様々な役職を担い、2008年から2018年にかけては、Executive Directorを担うなど、様々な分野で豊富な経験を積んでいます。

取締役会は、同氏が新たな任務に最善を尽くすことを期待しています。

 

Bhaskar Bhat

Chairman

Kansai Nerolac Paints Limited

 

 

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サプライチェーン刷新計画本格スタート 中部地区に新調色工場建設 製造・販売・物流機能を有する「愛知ステーション」投資計画

関西ペイント株式会社

 

 関西ペイント株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:毛利 訓士、以下、関西ペイント)は、愛知県春日井市に調色工場、販売および物流機能を有する新拠点、関西ペイント株式会社 愛知ステーション(以下、愛知ステーション)の建設に着手することをお知らせします。


新拠点建設の目的と意義
 当社は、2022年4月よりスタートした第17次中期経営計画においてサプライチェーンの刷新を重点施策の一つとして掲げこれまで構想を進めてまいりました。また、2025年4月からスタートする第18次中期経営計画の重点方針の一つに「構造改革による収益性と効率性の強化」を掲げ、環境循環性と経済性の双方を向上させるサプライチェーンの刷新を進めており、本件はその具体的なアクションの一つとなります。 塗料需要が大きい中部地区において、製造+販売+物流を統合し、自動化による生産効率のアップとヒトへの負担軽減、在庫集約・共同配送による事業競争力の強化を図ります。

 お客さまが求める色は無限にあり、調色工場はお客さまの求める色や機能を作り出すカスタマイズ対応力が必要となります。それをお客さまにより近い場所で、必要な種類と量を効率的に製造し、素早く配送することが求められます。調色工場は事業性とサステナビリティ性の両立が求められており、中部地区において競争力の大幅な向上を目指し戦略投資を行います。


施設計画概要
【サステナブルなものづくり】
 愛知ステーションでは、省人化したスマートファクトリーを目指しています。最新鋭設備を導入することで、調色時間を大幅に短縮し、年間70トンの産業廃棄物が削減可能となり、サステナブルなものづくりを実現します。


【物流拠点としての機能】 
 本拠点は、東名高速道路「春日井IC」を降りてすぐ、国道19号線沿いにあり中部地区最大需要地の名古屋市まで30分という好立地で、西日本・東日本への配送においても優れた物流拠点となります。東西物流の中間地点に位置することで、近年、社会課題となっている物流問題にも対応できると考えています。


【BCP対策】
 最新設備の導入により、工場内の溶剤臭の揮散を最小化した働きやすい作業環境を実現します。
 また、愛知ステーションの立地は沿岸部から遠く強固な地盤を有しており、BCP対策にも注力しています。


【集客力アップと塗装店の技術向上】 
 70名規模のプレゼンルーム・大型塗装ブースを完備し、自動車補修・建築・防食・工業分野のすべてのお客さまにお越しいただけるオープンな施設となります。関係各社で定期的に開催するプレゼンテーションや塗装デモがこの拠点で完結でき、関西ペイントの最新の塗料に触れていただける場として、また塗装技術の研修等が実施できる場として活用します。


【地域社会との関係強化】
 愛知ステーションは、地域の皆さまとのコミュニケーションを大切にする場としても提供する予定です。また、中高生の社会実習や自治体の皆さまに工場見学等を通じて地域の方々とのコミュニケーションの場としても活用いただきたいと考えています。災害発生時の被災救援活動支援として備品や設備の提供等を行います。また、地域の方々の新規採用を予定しています。
 今後、愛知ステーションは、中部地区での一大調色工場として当社の成長を後押しするとともに地域に貢献してまいります。


  • 愛知ステーション パース

  • 写真右から 愛知県春日井市長 石黒 直樹 様
    関西ペイント株式会社 常務執行役員 日本汎用事業部門長
    高多 洋一

 

【新工場の概要】
施設名称:関西ペイント株式会社愛知ステーション
所在地:愛知県春日井市大泉寺町
敷地面積:13,600㎡
施設構成:調色工場部門・販売部門、倉庫・物流部門
着工:2025年1月
竣工:2026年3月予定
操業:2026年7月予定
投資金額:約37億円

 

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関西ペイント株式会社
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関西ペイント、茨城県古河市でふるさと納税返礼品の提供を開始 抗菌・抗ウイルス機能を有する「抗菌・抗ウイルス段ボール製簡易トイレ」

関西ペイント株式会社

 関西ペイント株式会社(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役社長:毛利 訓士、以下「関西ペイント」)は、 2024101日より、茨城県古河市のふるさと納税返礼品として、当社製品である「抗菌・抗ウイルス段ボール製簡易トイレ」を提供します。

 

 この「抗菌・抗ウイルス段ボール製簡易トイレ」の最大の特徴は、優れた抗菌・抗ウイルス機能を有する当社漆喰塗料「アレスシックイ」を茨城県古河市で塗工している点にあります。当社は今後も地域の発展に貢献し、繋がりを深めていくとともに、よりよい製品づくりに取り組んでいきます。

 

■返礼品の概要

 「抗菌・抗ウイルス段ボール製簡易トイレ」は、付着したウイルスを5分で99.9%低減する当社漆喰塗料「アレスシックイ」を便座の部分に塗工したものです。軽量で持ち運びやすく組み立ても簡単なため、災害時すぐに使用することができます。特殊フイルムで梱包することによりデータ上で期待耐用年数は10年です。垂直荷重1,393kgをクリアし、「JIS S 1203」準拠 100kg座面荷重☓10万回に合格しています。本製品は、有事の際の避難生活の安全と質の向上を目的に、毎日避けて通れないトイレの備えとして2021年に販売を開始しました。

 

【性能について】

 ウイルス研究分野の第一人者 長崎大学 高度感染症研究センター 熱帯医学研究所・新興感染症学分野

 安田二朗教授 「アレスシックイ」抗菌抗ウイルス性能インタビュー動画
 https://youtu.be/o5RD8GjceOU

 

【対象商品】  「抗菌・抗ウイルス段ボール製簡易トイレ」

  ・製造                :日本製

  ・個数                1個入り および 3個入り(ビニール製簡易トイレ袋は別売り)

  ・本体完成サイズ  :W430×D336×H420mm
  ・外箱サイズ       :W544×389×69mm
  ・重量                :総重量1,577g、本体重量1,200
  ・内容品            :本体・座面・底板・取手×1

  ・組立方法           :工具不要、30秒で簡単に組み立て可能

  ・素材                   2A強化段ボール、漆喰塗料

 

【寄附受付開始時期】

2024年101日(火)10時より

 

【掲載サイト】

優れた抗菌・抗ウイルス機能を有する抗菌・抗ウイルス段ボール製簡易トイレ(1個入り)

     楽天ふるさと納税: https://item.rakuten.co.jp/f082040-koga/57135-30063866/

     ふるさとチョイス: https://www.furusato-tax.jp/product/detail/08204/6187404

     ふるなび                :https://furunavi.jp/product_detail.aspx?pid=1235848

     ANAふるさと納税:https://furusato.ana.co.jp/donation/g/g08204-57135-30063866/

     au PAY                    :https://furusato.wowma.jp/products/detail.php?product_id=1351491

     JRE MALL              :https://furusato.jreast.co.jp/furusato/products/detail/F291/F291-57135-30063866

     dショッピング      :https://dshopping-furusato.docomo.ne.jp/products/08204057135-30063866

 

優れた抗菌・抗ウイルス機能を有する抗菌・抗ウイルス段ボール製簡易トイレ(3個入り)

     楽天ふるさと納税:https://item.rakuten.co.jp/f082040-koga/57135-30063867/
     ふるさとチョイス:https://www.furusato-tax.jp/product/detail/08204/6187405
     ふるなび                 :https://furunavi.jp/product_detail.aspx?pid=1235868
      ANAふるさと納税:https://furusato.ana.co.jp/donation/g/g08204-57135-30063867/
      au PAY                    :https://furusato.wowma.jp/products/detail.php?product_id=1351504
      JRE MALL              :https://furusato.jreast.co.jp/furusato/products/detail/F291/F291-57135-30063867
      dショッピン      :https://dshopping-furusato.docomo.ne.jp/products/08204057135-30063867

 

【製品イメージ】 「抗菌・抗ウイルス段ボール製簡易トイレ」



【組立方法解説動画】   https://youtu.be/Dy-2hjr8pfw

 

 

本リリースに関するお問い合わせ先

関西ペイント株式会社
経営企画本部 IR・広報部(水島・今安)

E-mail:koho@als.kansai.co.jp

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部署長の人事異動について

関西ペイント株式会社

関西ペイント株式会社は、下記の通り部署長の人事異動を決定いたしましたので、お知らせいたします。

▼部署長人事(2024年10月1日付)

新職 現職 氏名
経営推進部門 経営企画本部 本部長
兼 経営推進部門 経営企画本部 サステナビリティ戦略部 部長
兼 経営推進部門 経営企画本部 IR・広報部 部長

経営推進部門 経営企画本部 本部長
兼 経営推進部門 経営企画本部 サステナビリティ戦略部 部長

 

小澤 誠人

※上記人事異動の掲載対象役職は、ライン部長職以上としております。

 

 

本件に関するお問い合わせ先

関西ペイント株式会社
経営企画本部 IR・広報部(堀口・西村)
E-mail : koho@als.kansai.co.jp

「JPXプライム150指数」の構成銘柄に初選定

関西ペイント株式会社

 関西ペイント株式会社(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役社長:毛利 訓士、以下「関西ペイント」)は、この度「JPXプライム150指数」の構成銘柄に初選定されましたので、お知らせいたします。

 

■JPXプライム150指数 について

 JPXプライム150指数は、日本取引所グループである株式会社JPX総研が2023年に開発した株価指数です。「価値創造が推定される我が国を代表する企業」の銘柄により構成され、東証プライム上場の時価総額上位500銘柄のうち、

 (1)ROE(株主資本利益率)と株主資本コストの差である「エクイティスプレッド」

 (2)株価による市場評価である「PBR」


という価値創造を測る2つの観点からそれぞれ75銘柄、計150銘柄が選定されます。

当社は(1)ROE(株主資本利益率)と株主資本コストの差である「エクイティスプレッド」の観点から選定されました。

 

本指数の詳細については以下をご参照ください。

 JPX日本取引所ウェブサイト:https://www.jpx.co.jp/markets/indices/jpx-prime150/index.html

 

■関西ペイントの価値創造への取り組みについて

 関西ペイントグループは、第17次中期経営計画(2022年4月~2025年3月)を、「持続的成長サイクルへの転換期」と位置づけ、収益性の強化、成長分野への積極投資、基盤強化に取り組んでいます。今後もステークホルダーの皆さまのご期待に応えるべく、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に取り組んでまいります。

 

関西ペイントグループの取り組み詳細については以下をご参照ください。

 2024年5月15日 戦略説明会資料:https://asset.kansai.co.jp/uploads/2024/05/FY2023_4Q_ja-strategy-1.pdf

 

 

本件に関するお問い合わせ先

関西ペイント株式会社
経営企画本部 IR・広報部(山本)
E-mail:koho@als.kansai.co.jp

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