「仕方がない」ではなく、
できることを最大限に。

アレス有限会社　古谷准一さん

プロフィール

アレス有限会社は、1997年から関東一円で戸建てやアパート・マンションを中心に外装リフォームを工事の柱として実績を積み重ねてきた会社です。多くの技能を持った職人が在籍し、お客様の隠れたニーズを呼び起こし解決していくことを得意としています。
今回は、外壁に関する様々な仕事を経験して26年のベテラン、古谷さんにお話を伺いました。

Q. 職人を志したきっかけは何でしたか？

父親が職人です。若い衆に囲まれて、仕事をしている姿がかっこいいなと思い、同じ仕事を志しました。

Q. 仕事で大切にしていることは？

お客様の要望に合わせ最大限の費用対効果を出せるよう、現場に合わせた工事をご提案することです。弊社には塗装だけでなく、様々な技能を持った職人がいます。それぞれのプロフェッショナルが現場の弱点を見抜き、お互いにフォローし合える環境があります。
その中で、私が特に重視しているのは外壁の防水です。きれいに塗るのは当たり前のことなので、いかに防水の効果を保ち、長持ちさせるかが大切だと考えています。

Q. 「この仕事をやってて良かった！」と思う瞬間はどんな時ですか？

「きれいになった」と喜んでいただくのはもちろんのこと、「次もぜひやってもらいたい」と言われることですね。言われなかったときは逆に失敗だったと思うほどです。仕事は一人でするものではなく、お客様とともに作り上げていくものです。再びご指名いただいたときは、お互いを高め合える関係ができたと感じ、次回も感動を与えられる仕事をしたい、とやる気が湧いてきますね。

Q. 印象に残っているお客様とのエピソードがあれば教えてください。

仕事の後、食事に誘っていただくことが嬉しいですね。私を信頼していただいていることが分かるし、お客様と本音で語り合うことができ、次の工程に活かせるからです。

Q. 会社の「ここが好き！」なところは？

もともと私は職人としてアレスに入ったのではなく経営側として就職しましたので、職人の気持ちも会社側の気持ちも分かります。何かトラブルが起きる時、それは日ごろ発生する細かいトラブルのタネを潰しておかないのが原因だと考えているので、そのタネを風通し良くコミュニケーションで解決していけるのが良いところだと思いますね。

Q. 誰にも負けない技があれば教えてください。

全部負けたくないです。

Q. あなたの「座右の銘」を一言でいうと？

孔子の言葉である、「君子は諸を己に求め、小人は諸を人に求む」です。「自分の身に起きた全ての出来事に対して、他人のせいにせず自分自身に責任を求めて反省することが大切」だということを説いています。全てにおいて「仕方がない」はなく、何かできることはないか？と常に考えること。それが生きていくうえでの信念です。