自宅
上質な空気と彩りを両立し、赤ちゃんもお母さんも心地よい室内住環境に
Chapter.1
入居当初から気になっていた「湿気」の問題
今回ご紹介するのは、今年赤ちゃんが生まれたばかりのKご夫妻のお宅。結婚当初から現在のマンションに住んでおられたそうですが、赤ちゃんと生活をするようになり、改めてインテリアを考え直したいと思うようになったそうです。
「一番のきっかけが、湿気の問題でした。入居時から湿気や結露が少し気になってはいたのですが、娘と一緒に暮らすようになるため、子どもの健康を考えた空間にしたいなと感じて・・・」。こうして、赤ちゃんもお母さんも快適に過ごせるような空間にするため、空気の質と彩りを両立させるためのリフォームがスタートしました。
Chapter.2
部屋によって空気も気分も一新されるような“色の”魔法
まず、2LDKの間取りを仕切る白い“無造作な”壁から着手。間仕切りの役割しか持たない壁をうまく使うため、壁紙に直接塗装ができて、調湿・抗菌・抗ウイルス機能を備えた漆喰塗料『アレスシックイ』に着目しました。
部屋ごとにキーカラーを決めて、LDKと2部屋のメインウォールにはそのカラーに合ったアレスシックイを塗装していきます。
リビングはライトグレー、寝室はライトブラウン、そして将来の子ども部屋となる書斎はライトグリーンにして、仕上げにアレスシックイを使用しました。
こうすることで、部屋を行き来するだけで色の世界が変わり、気分が一新されるような住空間になりました。
メインウォールに塗ったアレスシックイは見事に部屋ごとの世界を際立たせ、コーディネートしたファブリックや小物の存在を引き立てる役割を果たしました。
部屋すべてをその色に染めるのではなくアクセントとしてメインウォールに用いたことで、今までは何の存在感もなかった壁が主役になりました。
空間の彩りと自然素材の持つ力で、赤ちゃんと母親にとっての住み心地と、これから子どもが大きくなったときも楽しく快適に過ごせるような空間に生まれ変わりました。
Chapter.3
部屋でのひとときが安心で楽しいものに
「施工が終わって初めて自宅に戻ったとき、本当に自分の家かというくらい新鮮に感じました。」と、嬉しそうに振り返る奥様。特に、各部屋にキーカラーを決めてアレスシックイを塗ったメインウォールがお気に入りで、「室内を移動するのが楽しくなった」と表情をほころばせてくれました。
入居当初は湿気に悩むことも多かったそうですが、結露やカビなどが室内の空気に悪い影響を与えないかという心配もなくなり、以前より部屋にいるひとときが楽しくなったと話す奥様。アレスシックイを塗った各部屋の壁は、赤ちゃんとお母さんの生活を支える役割を新たに担ったようです。