自宅
においの悩みとデザイン性を両立し、家族もペットもハッピーな空間に
Chapter.1
大好きなペットと快適に過ごせるように
今回ご紹介するのは、東京都内にある築38年のマンションを入居時にリフォームしたMさんご家族。家族全員が動物好きとのことで、2匹のペットも一緒に暮らされています。そのため、以前暮らしていた一軒家では、ペットのにおいが少し気になっていたそう。そこで、においの改善を最優先事項としてリフォームがスタートしました。
Chapter.2
ただ塗るだけじゃ物足りない。厚塗り漆喰とアクセントカラーでオシャレに
建材を用いた消臭の手段を検討するなかで、室内をとりまく壁材にその機能を持たせて、室内全体の空気を改善しようと"漆喰塗料"である『アレスシックイ』が着目されました。他の塗料と同様にローラーで塗装でき、想像以上に手間もかからないのもポイントだったとか。また、室内で飼われているペットのにおいは、消臭剤などで完全に消えることはない上、あまり成分の強い消臭剤はペットにもよくありません。環境にも優しいアレスシックイがこの面でもマッチしたようです。
今回、リビング・ダイニング・キッチン・洗面所から食料庫まで、ほぼすべての壁面・天井にアレスシックイを施工。とはいえ、デザインにこだわりあるMさんご家族なので、ただ塗るだけではない塗装を試行錯誤してもらったそう。ムラのない塗り上がりにするため、リノベーション前に剥き出しになっている壁面に一般的な壁紙を施し、その上から塗装されています。
また、リビングには厚塗り漆喰を、お嬢様のお部屋には壁の一部にアクセントカラーが塗られました。きれいなブルーの壁はまるでヨーロッパのオシャレなインテリアのよう。さらにご主人の書斎兼仕事部屋は、もともと和室だった部屋を改装。仕事に集中できるよう生活空間と切り離しつつ、リビングとの境の扉を半透明にすることで、ベランダからの明るい光が降り注ぎ、適度にリラックスできる空間も実現しています。
一方、玄関すぐにクローゼットは靴だけでなくコートなども収納できるスペースに。壁紙にアレスシックイを使うことで、靴のにおいがコートに移ることもカビの心配もないそう。
Chapter.3
においと湿気が解消し、ペットの居心地も良好?!
一番のお悩みだったペットの臭いについては「お客様が来ても、はじめはペットがいることに気付かないぐらい、においが気にならなくなりました」と奥様もにっこり。また、アレスシックイの調湿機能も発揮され、冬場の窓まわりの結露もなく、梅雨時期も室内に干した洗濯物が乾いてしまうぐらい、湿気改善にも役立ち、その効果を実感されているそう。
一部、厚塗り漆喰を使うことによって、風合い豊かな生活空間を実現するとともに、悩みだったペットのにおいがみごと解消されたようです。