関西ペイントグループ、欧州事業を拡大
連結子会社Helios、鉄道塗料事業資産を買収

関西ペイント株式会社

 

 関西ペイント株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:毛利 訓士、以下「関西ペイント」)の欧州連結子会社であるKansai Helios Coatings GmbH(本社:オーストリア、以下「Helios社」)は、Beckersグループの子会社であるBecker Industrie SAS(本社:フランス、以下「Beckers社」)と鉄道塗料の事業資産の買収に合意いたしましたのでお知らせいたします。

 

■買収について
 Helios社はBeckers社の鉄道塗料事業を買収する資産売買契約に2022年12月9日に調印いたしました。Beckers社の鉄道塗料事業における塗料の配合設計、鉄道会社からの塗料の認証、インドと中国を除くすべての顧客情報などの全事業資産を取得いたします。また、Helios社はフランスに初の子会社「KANSAI HELIOS France SAS」を設立し、Heliosグループ内で連携しBeckers社から取得した鉄道塗料事業を行います。なお買収の完了は2023年第一四半期中*(*Helios社:12月決算)を予定しています。

■Beckersグループについて
Beckersグループは、コイルコーティングにおいてナンバーワンサプライヤーであり、世界中の工業用塗料のリーディングサプライヤーの1社です。1865年に創業、世界17か国、23拠点で生産、60か国で販売しています。

■Helios社について
 Helios社は、オーストリアを拠点とし、欧州広域で工業用塗料を始めとした幅広い用途の塗料を提供しています。鉄道用塗料としては、Rembrandtin、Heliosと2つのブランドを擁し、更には2022年8月に事業資産買収しドイツで設立したKANSAI HELIOS Wefa社(以下、Wefa社)の事業ブランドを新たに加え、欧州における鉄道用塗料市場で確固たる地位を築いてきました。フランスおよび周辺国での鉄道用塗料の地位と高い技術力を有するBeckers社の事業を引き継ぐことで、フランスなどの新市場への進出を果たすとともに、当社の欧州および世界での鉄道用塗料をはじめとした工業分野における競争力を更に強化するものとなります。


 関西ペイントグループは、2022年4月からスタートした、「第17次中期経営計画」において重点方針のひとつに、「成長分野への積極投資」を掲げています。インドや欧州を中心に当社グループの強みを強化しつつ、200億円規模の枠で中小型のM&Aを行い、海外事業の拡大を進めております。本件は2022年8月の欧州におけるドイツwefa社の鉄道事業資産の買収、2022年11月30日に公表した欧州の粉体塗料会社CWS Lackfabrik GmbH の株式取得に続くものとなります。
今後も、グループ戦略として「B to Bビジネスへのシフト」「インド・欧州等の注力事業・分野の強化」を進めるべく、事業ポートフォリオの最適化を実現する中小規模のM&Aだけでなく、大規模なM&Aの可能性も模索しながら、当社グループの事業の拡大を進めてまいります。

 

 

■関連ニュースリリース
・欧州における粉体塗料事業会社の株式取得(連結子会社化)に関するお知らせ(PDF

■関連資料 
 ・2021年11月17日 戦略説明会資料
https://asset.kansai.co.jp/uploads/news/2022/pdf/US0345961.pdf 

■Helios社概要
会 社 名 : Kansai Helios Coatings GmbH
本   社 : Ignaz-Kock-Strasse 15 1210 Vienna, Austria
代 表 者 : 梶間 淳一
設   立 : 2005年1月19日
事 業 内 容 : 「塗料製造・販売会社の持株会社」
株 主 構 成 : 関西ペイント株式会社80%
ホームページ: https://www.kansai-helios.eu/ 

■新会社概要
会 社 名 : KANSAI HELIOS France SAS
設   立 : 2023年1月(予定)
事 業 内 容 : 「塗料販売」
株 主 構 成 : Kansai Helios Coatings GmbH  100%

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本件に関するお問い合わせ先

関西ペイント株式会社 経営企画本部 IR・広報部(堀口、山本)​

E-mail : koho@als.kansai.co.jp

関西ペイントG、欧州に続き日本での粉体塗料事業を再編・拡大
連結子会社久保孝ペイント、新会社設立

関西ペイント株式会社

 

関西ペイントグループは、粉体塗料事業を強化するため、関西ペイント株式会社(本社:大阪府大阪市中央区、代表取締役社長:毛利 訓士、以下「関西ペイント」)の連結子会社である久保孝ペイント株式会社(本社:大阪府大阪市東淀川区、代表取締役社長:本田 大作、以下「久保孝ペイント」)による100%出資の粉体塗料製造新会社を2022年12月に設立いたします加えて、粉体塗料工場を新たに建設し、事業の拡大を進めることといたしましたので、お知らせいたします。
 

■新会社設立の背景
 日本社会においては、高齢化による労働人口の減少に伴う人材不足や、企業の環境負荷への一層の問題意識の高まりなど、さまざまな課題があります。塗装業界でも同様に、工場塗装の熟練工や担い手の減少は深刻さを増し、塗料に使用される有機溶剤の環境規制や、廃棄物削減の要望が高まっています。
 関西ペイントグループは、4つのマテリアリティを定義していますが、その内『QOL(Quality of life)の向上』と『資源と経済循環両立の高度化』として社会課題の解決に努めております。
 粉体塗料は塗装工程の省人化が図れ、環境対応の課題を解決する塗料として優位性が認められ、世界的にも需要が拡大しています。関西ペイントグループは、粉体塗料事業を重要な拡大セグメントと捉え、日本における生産体制、技術、商品、販売体制を強化していくこととしました。
 

■今後の予定について
  日本国内の粉体塗料事業の生産体制、販売体制強化のため、本事業を主力とする久保孝ペイントを完全子会社化する予定です。なお、久保孝ペイントと大日本塗料株式会社との間で2015年1月に粉体塗料製造の合弁事業として設立したジャパンパウダー塗料製造株式会社(以下「JPCM」)は、2022年11月30日に当該合弁事業の解消に合意をいたしました。2023年4月には久保孝ペイントが保有するJPCMの株式49%をJPCMに譲渡する予定です。
 

 関西ペイントグループは、2022年4月からスタートした、『第17次中期経営計画』において重点方針のひとつに、「成長分野への積極投資」を掲げています。「成長分野への積極投資」の中には、日本事業の再編成・効率化を掲げており、今回の新会社設立はそのひとつとなります。今回の日本における粉体事業拡大で2030年度には売上高90億円(2021年度比で倍増)を見込み、トップシェアを目指してまいります。
 また、海外においては既に粉体塗料事業を広く展開するインドや欧州の海外子会社とともに、世界的な競争に対抗できる効率的な生産体制の構築を最重要事項として進めています。本リリースと同日である2022年11月30日に『欧州における粉体塗料事業の株式取得(連結子会社化)に関するお知らせ』につきまして公表いたしましたが、それに続くものとなります。今後は日本のみならず、関西ペイントグループが事業を展開する各地域においても成長分野のひとつとして重点的に投資し、工業分野での中核ビジネスへと拡大、技術開発や商品拡充も強化してまいります。

 

■新会社概要

会社名

 KANSAIパウダーコーティングス 株式会社 

本社

 大阪府大阪市東淀川区西淡路3丁目1527

工場

 兵庫工場 朝来市生野町真弓373-98(現・JPCM 兵庫工場)

代表者

 蘆田 勝利

設立

 2022年12月

操業開始  

 2023年4月予定

資本金

 9,000万円

事業内容

 関西ペイントおよび久保孝ペイントからの製造受託による粉体塗料の製造と販売                

株主構成

 久保孝ペイント株式会社100%

 

■新工場の概要

新工場    

 兵庫県赤穂市を予定(関西ペイントグループ敷地内)                                        

延面積

 10,000㎡(倉庫含む)

工期

 (第一期) 2023年10月 稼働2025年1月

 (第二期) 2026年  4月 稼働2027年4月

生産品目

 粉体塗料 

 
■粉体塗料について
 粉体塗料とは、有機溶剤や水などを用いないパウダー状の塗料です。塗装時に有機溶剤を使用しないため、大気汚染(VOC対策)の防止になる『地球環境に優しい塗料』として世界的に注目を集めています。また、液状塗料と違い、塗装時に被塗物に付着しなかった塗料は回収して再利用できます。さらには、熟練工に頼ることなく塗装を自動化しやすい等の特性を持ち、省人化などの課題解決に繋がるものでもあります。
 用途としては、建築資材をはじめスチール家具や家電製品、自動車部品、建機、農機などに使われており、今後は工業分野の焼付型塗料の主力塗料として用途の拡大が見込まれます。
 世界全体の市場規模は約1.6兆円で、既に環境意識の高い欧州や工業が目覚ましく発展している中国を中心に、海外では広く活用されています。そのうち日本の市場規模は、現在約300億円で、今後年2~3%の成長が見込まれます。(*当社調べ)

 

■久保孝ペイント株式会社の概要

会社名

 久保孝ペイント株式会社

本社

 大阪市東淀川区西淡路3丁目1527

代表者

 代表取締役社長 本田 大作

設立

 1924年10月1日

事業内容 

 塗料、顔料、樹脂、油脂の製造販売、化学工業用薬品、研磨剤の製造販売、塗装設備、塗装用具類の製造販売   

ホームページ 

 https://www.kuboko.co.jp/

 

本件に関するお問い合わせ先

関西ペイント株式会社 経営企画本部 IR・広報部(堀口、山本)

E-mail : koho@als.kansai.co.jp

石狩市と「災害時における応急生活物資の供給に関する協定」を締結
~災害時、防災用組み立て式段ボール3製品を供給~

関西ペイント株式会社

 

関西ペイント株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:毛利 訓士、以下「関西ペイント」)は、北海道石狩市(以下、「石狩市」)と、「災害時における応急生活物資の供給に関する協定」(以下、本協定)を2022年9月2日に締結しましたので、お知らせいたします。
 関西ペイントは本協定により、当社独自開発による漆喰(しっくい)塗料技術を活かした抗菌・抗ウイルス防災用組み立て式段ボール3製品を、石狩市に緊急時速やかに供給いたします。

 

■石狩市での締結式の様子

 

 本協定は、石狩市と関西ペイントが、災害時に相互に協力して地域の方々の生活の安定を図るために、生活物資の供給協力について定めたものです。
 石狩市は、北海道胆振東部地震などさまざまな大規模災害を経験しており、今後の災害発生時に備え、地元企業各社と災害応援協定の締結を進めています。
 関西ペイントの販売子会社である関西ペイント販売株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:寺岡 直人)の北海道販売部は、石狩市に所在します。今回、石狩市に所在する企業として地域に貢献するべく、災害発生時に避難所へ設置する「抗菌・抗ウイルス段ボール製簡易トイレ™」、「抗菌・抗ウイルス段ボール製パーテーション™」、「抗菌・抗ウイルス段ボール製ベッド™」の3製品について供給することとなりました。
 石狩市と関西ペイントは、緊急時だけでなく平常時から相互の連絡体制および物資の供給について意見交換を行い、災害時において円滑な協力が図れるように備えてまいります。

 

■石狩市役所 総務部危機対策課様のコメント 
  「今回、協定を締結した関西ペイント様の防災用組み立て式段ボール製品は、災害発生時に避難所ですぐに使用
  できるものです。また、製品はとてもコンパクトで軽量であり、かつ耐久性があり5年の期待備蓄年数があること、
  さらに、漆喰により感染症対策としても有効であることに大きな魅力を感じています」

 関西ペイントが自治体と災害関連の協定を締結するのは今回が初となります。
 関西ペイントグループは本締結を期に、事業を展開するそれぞれの地域で防災や災害への取り組みを進め、有事の際における地域の皆様の避難生活が安心して暮らせるように貢献してまいります。

 

■石狩市について
 札幌市の北側に隣接し、石狩湾に臨む水に恵まれた環境にあります。江戸時代初期には河口部流域が「場所」(交易を行う範囲)に指定されたことや交通の要所であったことから、西蝦夷地の中心地として重要な役割を果たしてきました。近年は、石狩湾新港をベースにした国際的な文化・経済の拠点として、めざましい発展を遂げています。

 

■製品概要
 これらの製品は、付着したウイルスを5分で99.9%低減する漆喰塗料をコーティングしたシートを段ボールに貼り付けたものです。軽量で持ち運び易く組立も簡単なため、避難所設置時すぐに使用することができ、5年の期待備蓄年数があります。

 

  • 抗菌・抗ウイルス段ボール製簡易トイレ™
    特長:
     ・シックイコーティングによる抗菌・抗ウイルス仕様           
     ・組立簡単30秒
     ・圧倒的強度(垂直荷重1,393kg)
     (JIS K 1203準拠 100kg座面荷重☓100,000回 たわみ無 )
     ・期待耐用備蓄5年
     (大手包材メーカーと共同での促進データ取得済)
     ・最終処置:資源ごみや燃えるゴミなど各市町村条例に従って廃棄ください
     ・サイズ: W430mm×D336mm×H420 mm 
     ・本体材質: 2A強化ダンボール
     ・垂直荷重テスト結果 1,393kg 
     ・本体重量 1.2kg

  • 抗菌・抗ウイルス段ボール製パーテーション™     
    特長:
     ・シックイコーティングによる抗菌・抗ウイルス仕様 
     ・組立5分(2人での組立を推奨)
     ・プライベート重視の設計(隙間なし)
     ・期待耐用備蓄5年
      (大手包材メーカーと共同での促進データ取得済)
     ・最終処置: 資源ごみや燃えるゴミなど各市町村条例に従って廃棄ください
     ・サイズ: W980mm×D980mm×H1800 mm(組立時) 
     ・本体材質:①K6×SCP×K6 ②C5×SCP×C5 ③C5×SCP×SCP×SCP×C5 
     ・本体重量 5.8kg 

 災害発生後、停電や断水の際、仮設トイレが整備されるまでの簡易設備として「抗菌・抗ウイルス簡易段ボールトイレ™」と「抗菌・抗ウイルスダンボール製パーテーション™」を組み合わせ活用することができます。軽量・組み立て簡単で、短時間で仮設トイレを設置することができます。

 

 

  • 抗菌・抗ウイルス段ボール製ベッド™             
    特長:
     ・シックイコーティングによる抗菌・抗ウイルス仕様
     ・組立簡単60秒
     ・強靭な強度(垂直荷重1,182kg)
     ・期待耐用備蓄5年(大手包材メーカーと共同での促進データ取得済)
     ・最終処置:資源ごみや燃えるゴミなど各市町村条例に従って廃棄ください
     ・サイズ:W1920mm×D730mm×H250mm
     ・本体材質:天板(2A強化ダンボール)、仕切り板(K6W/F)
     ・垂直荷重テスト結果: 1,182kg
     ・本体重量 5kg

 多くの人が集まり、硬い床にブルーシートなどを敷いて過ごすことが一般的な避難所において、「抗菌・抗ウイルス  段ボールベッド」を活用することで、床から伝わる冷気や振動を緩和し、適度な弾力で睡眠の質の向上が期待できます。段ボール製であることから、軽量で持ち運びが楽な上、組み立ても簡単です。
 



■漆喰塗料の抗ウイルス効果検証結果  (漆喰塗料コーティングPETシートで検証)
実施年月 2015年10月-2016年3月  
実施場所 長崎大学熱帯医学研究所   
実施協力 同、安田二朗教授

 

■抗ウイルス製品総合サイト
ANTIVIRUS TECHNOLOGY™ 公式Webサイト https://www.kansai.co.jp/antivirus/
ANTIVIRUS TECHNOLOGY™ 法人向け公式ECサイト https://ec.kansai.co.jp/

 

本件に関するお問い合わせ先

【本件に関するお客さまからのお問い合わせ先】

関西ペイント株式会社 建設塗料統括部 営業開発部 大和 浩文
 Tel : 03-5711-8904  E-mail: ec@als.kansai.co.jp

関西ペイント販売株式会社 北海道 白水 隆浩
 Tel : 0133-64-2424  E-mail: ec@als.kansai.co.jp

 

【本リリースに関する報道関係者からのお問い合わせ先】

関西ペイント株式会社 IR・広報部 西村 和美
 E-mail:koho@als.kansai.co.jp         

公社)腐食防食学会 技術賞を受賞しました

関西ペイント株式会社

 

このたび、関西ペイント株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:毛利 訓士)は、公益社団法人 腐食防食学会(以下、公社〕腐食防食学会)より当社防食用塗料ルビゴールに関する技術について、腐食防食の分野における優れた技術であるとして「2022年度 技術賞」を受賞しましたので、お知らせいたします。
 

■受賞技術名
『錆残存面適性を有する水性下塗り塗料の開発とその実用化』

 

■受賞者
日本事業部門 汎用塗料事業本部 建設第2技術部 太田 伶美
日本事業部門 汎用塗料事業本部 建設第1技術部 土岡 育朗
グローバル自動車部門 防錆材料技術部 安田 陽
研究開発部門 技術開発本部 特級研究員 松⽥ 英樹

 

■受賞理由
「従来必要であった錆残存面の剥離等の素地調整にかかるコストを低減できる技術であり、
 今後増大する橋梁等の社会インフラの高経年化に適用でき社会的ニーズも高い。
 また、本技術を学術論文として報告しており、その科学的根拠を明確にするとともに、その施工実績も十分に有している。
 本技術内容は腐食防食学会技術賞としてふさわしいものであり、技術賞として推薦する」

 

  •          受賞者代表 建設第2技術部 太田

  •       受賞にあたり授与されたトロフィーと賞状

  •     公社)腐食防食学会春の年会『材料と環境2022』で
        記念講演を実施した建設第2技術部 太田

  •    記念講演後、当社開発センターにて 左から
       太田(建設第2技術部)
       安田(防錆材料技術部)
       松田(技術開発本部)
       ※土岡(建設第1技術部)は尼崎所属のため同席せず

一社)塗装技術協会 第37回塗料・塗装研究発表会 研究発表優秀賞を受賞しました

関西ペイント株式会社

 

このたび、関西ペイント株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:毛利 訓士)は、一般社団法人 日本塗装技術協会(JCOT)より、「第37回塗料・塗装研究発表会 研究発表優秀賞」を受賞しましたので、お知らせいたします。
※研究発表優秀賞は、塗料・塗装研究発表会において最も優れた研究発表に授与される賞です。

 

■発表名
 『リチウムイオン電池用導電助剤ペーストへの分散技術の応用』

 

■発表者
 R&D本部 基礎研究所  塚本 敦史(発表者)
 R&D本部 基礎研究所 第2研究部  岡本 好広(共著者)
 R&D本部 基礎研究所 第2研究部  長野 千尋(共著者)
 R&D本部 基礎研究所  檜原 篤なお(共著者)

■発表概要
 環境対応アイテムとして重要度の高いリチウムイオン電池において、その課題解決に塗料の分散技術を応用した。
 リチウムイオン電池の電極製造プロセスにおいて生産性の向上や性能改善に寄与する結果を得た。
 結果について計算科学を用いて分散剤が導電助剤ペースト中でどのように作用しているかのメカニズムを推定した。

 

■受賞理由
 「研究発表委員による審査が行われ、予稿集の内容と当日の発表内容を総合的に判断されたもの」

 

■関連URL
 一社)塗装技術協会サイト内紹介 http://jcot.or.jp/yusyusyo.html#atsushi-tsukamoto

 

  • 発表した基礎研究所 塚本 上級研究員

  • 受賞にあたり授与された盾と賞状

公社)日本プラントメンテナンス協会 TPM優秀論文賞 審査員特別賞を受賞しました

関西ペイント株式会社

 

このたび、関西ペイント株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:毛利 訓士)は、公益社団法人 日本プラントメンテナンス協会より、「2021年度 TPM優秀論文賞 審査員特別賞」を受賞しましたので、お知らせいたします。  

■論文名
『塗料メーカーからみたプラントメンテナンスの現状と提案』
 ※機関誌『プラントエンジニア』2020年7月号に掲載

 

■受賞者
特級研究員 技術開発本部 技術開発3部 松⽥ 英樹

 

■受賞理由
「プラントエンジニア誌に掲載された技術寄稿記事から、とくに内容が優れ、広く製造業の知見となるもの」

 

  • 受賞した 松田 当社特級研究員

  • 受賞にあたり頂戴した盾とメダル