塗料の魅力、色々
あらゆる場面で使用されている塗料は、意匠性を高めたり、対象物を保護したりすることはもちろん、さまざまな機能で私たちの日常を支えています。ここではそんな塗料の魅力の一部をご紹介します。
あらゆる場面で使用されている塗料は、意匠性を高めたり、対象物を保護したりすることはもちろん、さまざまな機能で私たちの日常を支えています。ここではそんな塗料の魅力の一部をご紹介します。
船舶の船底部に貝類や藻類の海洋生物が付着し、海水との摩擦抵抗が高くなれば、運航速度は遅くなります。船舶の運航スピードを維持するためには、大量の燃料を消費する必要があります。関西ペイントの自動車塗料で培った技術を船底塗料に融合させる事により、塗膜の表面平滑性は向上し、優れた防汚性能と燃費低減効果を発揮させる事ができます。
関西ペイントは、日本に古くから伝わる自然素材「漆喰(消石灰)」が持つ、抗菌・抗ウイルス・消臭などの多様な有効性に着目し、独自に開発した漆喰塗料を活用した抗ウイルス製品ANTIVIRUS TECHNOLOGY ™シリーズ製品を展開しています。付着したウイルスを5分で99.9%低減することができ、玄関マットやドアノブなど、暮らしの中でのウイルス除去に力を発揮します。
食品、飲料用缶の内面には、内容物の風味の保持や内容物による金属素材の腐食防止などのために塗料が塗装されています。身近なところ、見えないところに塗料の技術が活躍しています。
塗料を開発するための基盤技術は、多方面への展開を予感させる可能性を秘めています。オプト・エレクトロニクス分野では塗料技術で培ったノウハウをベースに、プリント基板製造の効率化とコストダウンに関するリューションを提案し、適切な材料、設備をトータルに提供することで各種家電や携帯電話のプリント基板製造に採用されています。
雨水を利用して表面の汚れを流し去り、経年劣化で生じたクラック(ひび割れ)にも追随して雨水の浸入を防ぐ。建物の概観を美しく保ち、都市の景観を永く保つため、多彩な機能を併せ持つユニークな塗料を開発・市場展開しています。
“蚊”に由来するマラリアやデング熱、ジカ熱などの伝染病により、世界で年間約70万人を超える被害がでています。さらに温暖化の影響で、“蚊”の発生時期や発生場所が拡大する可能性が高く、感染症の拡大が懸念されています。関西ペイントは害をもたらす“蚊”を研究し、壁に塗ることで“蚊”が寄り付かなくなる防蚊塗料「アンチモスキート」を開発しました。壁に塗ることで部屋全体が蚊よけの効果を発揮し、危険な感染症へのリスクを軽減します。