色とりどりのキャリア

入社当時から希望していた建築塗料分野に配属され、現在も同じ分野で仕事をしております。
１年目はJTや上司から丁寧にご指導頂きながら基礎知識を習得していきました。２年目からは部内の主要なお客様をご担当。３年目には新規でお取引が始まったお客様も担当させていただくことになりました。若手の頃から仕事を任せて頂き、責任感を大いに感じながらも、周りがフォローしてくれる非常に風とおしの良い環境で仕事をしております。
この仕事を通じて人の話をよく聞く力は身に付いたと思います。塗料は半製品のため、職人さんが塗装をして初めて製品になります。職人さんの感覚的なご意見を深堀して、言語化することで商品開発に活かしております。

人事部にて２年間海外駐在員のサポート業務をメインに行った後、国際本部　企画部（現在の国際事業部門）に異動し、海外関連会社の業績管理や設備投資、新規事業立ち上げのサポートを行いました。さまざまな方とのやり取りを通じて、情報収集や分析力、課題の特定とそれに対する対応力を養ってきました。その後育休を１年間取得し、最初は時短勤務で復帰をいたしました。人事部では人事担当として組織再編のサポート、また従来業務を効率化するためのワークフローの構築などの経験を積みました。その後経営企画本部に異動し、M&A業務に挑戦しています。また、DX認定取得や本社移転のプロジェクトにて、プロジェクトマネジメントの経験を積むことができ貴重な学びとなっています。

大学卒業後は、海外でのビジネスに携わることを目標に、商社で自動車やプラント関連の輸出入ビジネスに従事していました。商社勤務時に若干ながら投資案件にも携わる機会が有ったのですが、もっと積極的に現地での会社運営に関わりたいという思いがあり、メーカーへの転職を考えました。また、出身地である関西での勤務を希望していた事から、関西ペイントに入社いたしました。入社後は従前の営業とは全く違う、自社の投資先に対する管理業務や本社各部門との調整・橋渡しにあたる業務に従事し、新たな経験を積むとともに、視野を広げることが出来ました。

入社以降、工業塗料分野と自動車塗料分野で営業を経験しました。広島営業所での9年間で、自分自身の仕事の考え方やスタイルが大きく変わったと感じています。
地方営業所は技術、製造、間接部門が近くにおらず、遠隔で仕事を進めていく必要がありますが、営業として、どのようにしたら上手くお客様と折衝できるのか、チーム全体を引っ張れるのか、悩み、失敗の連続でした。タイ赴任後は、営業部門で実質的に管理者としての仕事をするようになっています。これまでは担当者として最前線で仕事してきましたが、タイではナショナルスタッフとの間で、言語・文化・常識の違いを乗り越えながら日々、目標達成のために仕事に励んでいます。

本配属は研究所で、自動車用塗料の研究をしていました。なかなか成果が出せないことに悩みや焦りも多かった時期もありましたが、大学との共同研究のチャンスを掴み、色々と学ぶことができました。更に学会発表、論文投稿などを経験し、現在でも社外発表会の聴講のみならず、自身で発表や投稿にも取り組んでいます。その後、新しい分野で、今までにない新しいモノを一から作ることとなりました。その難しさからさまざまな意見がありましたが、諦めない、常識を覆すという意気込みで取り組んでいたあの頃のことは忘れられません。研究所で設計した塗料と共に、開発部、技術部と異動し、製品上市までの全てに携わりました。今は技術部の一員として、営業やお客様の声を聞きながら塗料設計や渉外活動を進めています。

入社して約20年間、工業塗料本部で、ユーザーと折衝しながら製品開発に携わっていました。今まで関西ペイントの塗料が納入されていなかったユーザーのもとに何度も足を運び、時には生産ラインが停止している時間帯のラインテストに立ち合いました。ユーザーの声を丁寧に製品開発に活かしていくことで、関西ペイントの性能の良さをご理解いただき、採用にたどり着いた喜びは今でも覚えています。品質・環境本部では、主に化学物質に係る国内法規制に対しての社内体制の構築を担当しています。厚労省をはじめとする関係省庁からより正確で迅速な情報を入手し、法規制を遵守するための適切な社内体制を構築していくことは、企業にとって、とても重要な職務だと思っています。現部署においても、関係部署等の声を聞きながら、職務を全うするため日々努めている毎日です。また、現在は、国内法規制関連業務を統括するリーダーとして業務を遂行しています。

入社以来、営業職で現在に至ります。当社は、当社製品を取り扱う販売店が存在し、販売店を通じてエンドユーザーに納入する形態です。製品在庫管理や、エンドユーザーの日頃のサポートについても、塗料販売店にお願いしています。私たち営業職は、社内の製造・技術メンバー、塗料販売店、そしてエンドユーザーと、複数の関係部署と連携をとりながら、旗振り役ができるように心がけて業務を行っています。入社するまで塗料に関する知識はありませんでした。入社間もない頃は、とにかく「見よう見まね」で、時にはエンドユーザーの工場を見学に行ったり、販売店の皆さんにも教わったりしながら知識を増やしていきました。

前職は新卒でSIer企業へ入社し、官公庁系システムの設計開発に携わっていました。実務を通してシステム開発の手法を習得することができ、忙しいながら非常に学びの多い業務でした。しかし、仕事でお客様と接する中で「さらに上流の工程を経験したい」と感じたことと、開発プロジェクトが終わるとその後システムに継続的にかかわることができなくなってしまうことをきっかけに、長期的にシステムフォローに携わりたいと思い、転職を決意し、関西ペイントに入社しました。入社後は技術企画本部に配属となり、実験情報を管理するための新システムの開発プロジェクトに参画しています。現在は入社時に希望していた通り、要件定義の業務にあたっています。

銀行からキャリアをスタート。法人営業では、デリバティブ商品を絡めた融資等を行い、中小企業のオーナーから経営の厳しさも教わりました。もっと専門的な知識をつけたいと思い、公認会計士試験勉強のため退職し、合格後に監査法人へ就職。監査を取り仕切る主査業務を経験しました。銀行と監査の経験を活かしたいと思い、事業会社へ転職し、経理部に配属され、財務、会社の決算・予算の作成・報告業務を経験しました。監査対応において監査法人側の論点を見極めた上で、会社意見をぎりぎりまで主張しなければならないことが大変でした。更にキャリアアップをしたいと考えていたところ、ファイナンス強化を進めていく関西ペイントへ転職。財務・税務の責任者として、ファイナンス戦略の実行、税務調査対応などを行っています。

入社後、自動車補修や建築の海外営業を経験しました。英語を使って仕事をしたいと思っていたので、とてもやりがいを感じていました。塗料に関する知識はゼロから覚える必要があり、非常に苦労し、また当時は東南アジアやインドとのやりとりが多く、国や地域によって異なる英語の理解にも苦戦しました。そのなかで、英語という言語だけではなく、伝えようとようとする気持ちや伝える内容の重要性を学び、実践を積むことで、多様性の中でのコミュニケーション力を身につけられたと思います。6年目以降に担当しているIR業務では、IRに関連する専門知識だけでなく、説明のために必要な社内外のあらゆる情報が自分の中に蓄積していくので、自分の成長を感じることができています。

入社後、財経部にて財務担当。その後、国内自動車会社の営業担当として、国内ライン担当、新色・新規材料開発に関する業務を担当しました。自動車用塗料に関する営業業務を一通り担当する事で、個別の内容から自動車塗料ビジネスの全体像まで把握する事が出来ました。その後、インド子会社に出向し、成長する自動車産業のマーケティングに従事しました。異文化、異なる商慣行の中での業務は苦労した点も多かったですが、別視点でのビジネスの捉え方を経験する事ができ、自分自身の考え方を大きく成長させてくれました。その後、国内自動車会社を担当する営業所の営業所長を経て、現在、販売部長に従事しております。マネージャーになり、担当で学んだ事や、海外経験が大きな財産となっております。