環境

KPCCM2030

KPCCM2030

マテリアリティ実現に向けたKPIと、レスポンシブル・ケア活動の中で進めてきた「環境負荷の低減」に向けたKPIを合わせて、当社の環境に向けた活動目標とKPIを選定しました。このKPIの目標達成に向けて、サステナビリティ推進部は各事業部門、関係会社と連携し、対策・改善活動を進めて行きます。
マテリアリティ実現に向けたKPIでは、二次エネルギー消費量20%減の目標は非常に高い目標となる一方で、エネルギー高騰が今後も継続する中で最も重要なKPIの一つとなります。Sの実現には徹底した無駄の排除だけでなく、
サプライチェーンの抜本的な見直しや、自分達の働き方にも積極的にメスを入れて進める事が必要であり、オフィス移転等、様々な取り組みが進んでいます。
環境負荷低減に向けた項目では、アレスエコプラン2021で目標としたレベルを達成した物質については見直しを行いKPI項目を整理しました。事業活動ではすでに取り扱っていないオゾン層破壊物質や、廃止完了の鉛等は監
視は継続するものの、KPI項目からは外しました。

KPCCM2030向けの検討項目&目標

  対応KPI 適用範囲 2022年実績
内容 2030年度目標 単体 連結 単体 連結












脱炭素の実現 二次エネルギー消費量 20%減(2021年比) 128,594 MWh
-2.7%
1,017,955 MWh
-5.4%
GHG排出量(Scope1,2) 30%減(2021年比) 37,684 t-CO2
-3.5%
266,632 t-CO2
+1.4%
再生可能エネルギー比率 使用率15%以上 0% 6.7%
QOLの向上 サステナビリティ製品の展開 売上比率30%以上 推進計画中
サステナビリティ関連の開発テーマ 開発テーマの80% 推進計画中
資源と経済循環両立の高度化 水利用(取水量) 20%減(2021年比) 528,375m3
-2.0%
4,578,060m3
+5.3%
廃棄物量 30%削減 15,176t
-2.8%
46,153t
+1.0%
リサイクル容器の使用率 50%以上 推進計画中
環境負荷の低減 ISO14001認証の取得と維持   単体100% 74.5%
窒素酸化物(NOx)の大気放出 50%削減(2021年比)   2.0t
+3.5%
イオウ酸化物(SOx)の大気放出 2030年までに全廃実現   5.3
COD放出量 自社規定値1.0t以下   1.17t
未達
ばいじん排出量 自社規定値0.1t以下   0.03t
達成

環境負荷低減項目の中で、COD放出量は目標の0.89tを上回る結果となりました。その原因としては生産終了の増加が影響しておりますが、生産数量の影響下でも管理目標を達成できるよう見直しを行います。