サステナビリティ社会貢献活動

方針・基本的な考え方

関西ペイントは、「塗料事業で培った技術と人財を最大限に活かした製品・サービスを通じて、人と社会の発展を支える」という企業理念のもと、持続可能な社会の実現に向けて、当社の事業活動に加えて社会貢献活動にも積極的に取り組むことで、さまざまな社会課題の解決に寄与します。

体制・システム

関西ペイントグループは、非財務視点による企業価値向上を統括する「サステナビリティ推進委員会」を経営監理委員会の直下に設置し迅速な意思決定を行います。
常設組織であるサステナビリティ企画部により計画の最新化を行い、サステナビリティ推進部が各部門と連携し具体策を実行していくことで先進性と実現性の両立を担保し、事業部門と一体となって長期的な企業価値向上に取り組んでいます。

取り組み

石巻「海岸線の美術館」への塗料協賛

当社は、2011年に発生した東日本大震災後に建設された、高さ最大10m、全長約3.5kmの巨大な防潮堤に壁画を描いていくアートプロジェクト「海岸線の美術館」へ塗料の協賛を行っています。
「海岸線の美術館」は、壁によって海の風景を見ることが出来なくなった海岸線に、地域住民や全国の支援者を巻き込みながら壁画をつくり、新しい風景を生み出すことで、人と防潮堤の新たな関係性を築いていくプロジェクトです。それぞれの壁画には、街の風土や文化を伝えようとする想いがこめられています。当社は、「QOL(生活の質・生活の質)の向上」をマテリアリティの一つとして認識し、持続可能な社会を実現すべく、製品・サービスを通じて社会に貢献する活動を進めていきます。

石狩市と「災害時における応急生活物資の供給に関する協定」を締結
~災害時、防災用組み立て式段ボール3製品を供給~

当社は、北海道石狩市(以下、「石狩市」)と、「災害時における応急生活物資の供給に関する協定」(以下、本協定)を2022年9月2日に締結しました。本協定は、石狩市と当社が、災害時に相互に協力して地域の方々の生活の安定を図るために、生活物資の供給協力について定めたものです。
石狩市は、北海道胆振東部地震などさまざまな大規模災害を経験しており、今後の災害発生時に備え、地元企業各社と災害応援協定の締結を進めています。
当社の販売子会社である関西ペイント販売株式会社の北海道販売部は、石狩市に所在します。今回、石狩市に所在する企業として地域に貢献するべく、災害発生時に避難所へ設置する「抗菌・抗ウイルス段ボール製簡易トイレ™」、「抗菌・抗ウイルス段ボール製パーテーション™」、「抗菌・抗ウイルス段ボール製ベッド™」の3製品について供給することとなりました。
石狩市と当社は、緊急時だけでなく平常時から相互の連絡体制および物資の供給について意見交換を行い、災害時において円滑な協力が図れるように備えてまいります。